香りの特徴とつけ方
香りは装うものです。洋服の様にその時の気分で香りを選択する生活が、あなたの世界を広げてくれます。
つけはじめの香りをトップといい、30分後からミドル、数時間後はラストというように変化するのが香水です。
同じ香りをつけても人それぞれの体温などに反応し香りは異なってくるのも面白さのひとつです。
下から上に広がる特徴があるため、つける部位で香り方も変わってきます。胸元、耳の裏側、手首の内側、ひじの内側、ひざの裏、足首など脈打つところにお付け下さい。
1プッシュを目安に、こすらずにトントンと叩くようにつけると効果的です。
本来、オードパルファンは肌につけてから数時間香りの変化を楽しむ事ができますが、「Sara」は柑橘系の調合となっているため長時間の香りは保てません。
そのため、香水類は匂いが強くて苦手という方にも、お楽しみいただける構成になっています。
清らかなSaraの香りが、少しずつ貴方の香りに変化していくのをお楽しみ下さい。
香りの注意事項
成分:エタノール・香料
お肌に合わない時は、ご使用をおやめください。
シルク・薄い布地や白、または淡い色の衣服にはつけないで下さい。
保管の際は直射日光や高温を避けて下さい。火気厳禁。
飲み物ではありません。乳幼児の手の届かない場所に保管して下さい。
傷・湿疹・腫物など、肌に異常がある場合は、使用しないで下さい。
通常の保管で、ごくまれに澱や退色が見られる場合がありますが品質に問題はありません。
発売元 橘舎 奈良県高市郡明日香村豊浦111番地
製造販売元 有限会社ルズ 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル
– 橘のヒストリー –
古事記にある垂仁天皇の命を受けた田道間守が、常世国から持ち帰った不老不死の霊薬が「ときじくのかくの木実(このみ)」。それが、橘です。
皇族が愛しつづけてきた橘は、今日では、右近「橘」として神社仏閣に大切に植えられています。
中国では最古の医学書「黄帝内経」に、橘の葉と井戸の水で多くの命が救われたことが記述されています。
そのため、名医の事を「橘井」と呼ぶようになりました。
– “Sara”の名の由来 –
飛鳥の地から生まれたオードパルファン「Sara」は、鵜野讃良(うののさらら)の名前にちなみ“Sara”と名付けました。
後の持統天皇であり、夫である天武天皇の意思を受けついで藤原京を建設しました。日本で一番、聡明な女帝だったといえるでしょう。
そんな思いを馳せて、凛として生きる現代女性のために「Sara」の香りを創りました。
*里中満智子さんが長編で描いた漫画「天上の虹」は、持統天皇が主人公になっています。
– 2015年 「日本遺産」に認定 –
女性たちが活躍した軌跡で語る飛鳥時代の新たな物語
「日本国創成のとき ~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~」
日本が「国家」として歩み始めた飛鳥時代。この日本の黎明期を牽引したのは女性でした。
天皇の半数は女帝で、新たな都の造営や外交、大宝律令を始めとする法制度が整備され、文化面では女流歌人が感性豊かな和歌を詠い上げ、
宗教面では尼僧が仏教の教えを広めるなど、女性が日本の新しい“かたち”を創っていきました。
日本史上、女性が最も力強く活躍し、その痕跡を色濃く残しているのが飛鳥地方(明日香村・高取町・橿原市)です。